ゴルゴ13を読んでるおかげか、意外と世界情勢に詳しかったりする細貝です。
先日自分が凄く好きで「これはとっても面白いデザイン♪」と思う照明のご注文を頂きました♪
どんな照明かと言いますと「銃の形」をしています。
その名も「Table Gun」。
シェードと台座以外は、AK突撃銃そのままの形をしております。 他にもベレッタの形の「Bedside Gun」、M-16の「Lounge Gun」があり、それぞれモデルになっている銃が生産されている「東欧諸国」、「ヨーロッパ」、「アメリカ」の責任を示唆しているデザインなんだそうです。
今回ご注文頂いたのは昨年出たばかりのクローム色♪ カッコよすぎます
でも自分が凄く好きな理由はカッコいいだけじゃなくてデザインのコンセプトが面白い事♪
発表当時、デザイナーのPhilippe Starck(フィリップ・スタルク)は、
「世界で一番多く生産され、一番多くコピーされてるProduct(製品)をモチーフに照明をデザインした。」と、いうような事を言ってたと思います。
Product(製品)というのはArt(芸術)とかとは違い、使用される需要があるから作られる物なので、「世界で一番需要がある製品」が良くも悪くもこの銃を使う事なんですね
特にこのAK突撃銃は、世界中の紛争地域(アフリカ・東欧・中近東etc)で、その機能性・耐久性からとても重宝されており、何年か前に開発者のカラシニコフ博士がロシアの国民栄誉賞的な物を受賞した際、「人類史上最も人を殺めた発明に賞が与えられた。」と揶揄されてたと思います。
この「GUN」と言うデザイン照明は、スターデザイナーであるスタルクが「世界一のデザインがこの銃なら、それを違う目的でもっとカッコ良く使えるようにする。」というような強い思いが伝わり、色々考えさせられる優れたデザインだと思います。
このように、デザインもただ見た目がカッコいいってだけじゃなく「なんでこのデザインなのか?」と言うところが解ると、よりいっそう楽しむ事ができますね♪
ニコラス・ケイジ主演の「ロードオブウォー」
AK突撃銃の需要があるのが良くわかる映画です。良かったら観てみてください♪
...................この映画を観ると、紛争より自分の頭皮が気になる細貝でした.......................................................................
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